【別府ひとり旅】岡本屋とプリンとアラフィフのわたし。

先日、別府までひとり旅してきました。

で、別府へ到着して一番初めに行ってきたのは「岡本屋」。地獄蒸しプリンとタマゴサンドが有名なお店です。

博多から別府まで、下道で4時間もかかっていたので「せっかく来たんだからっ!」と、せっかく星のせっかく星人となって、地獄蒸しプリン・地獄のおにぎり・タマゴサンドを注文。

いや〜、全部美味しかったです!4時間ドライブの疲れが一気に半分取れました。笑

特に地獄のおにぎりは、半熟卵の下にマヨネーズが挟まってて、黄身のとろりとマヨネーズのとろりが絶妙なハーモニーを醸してるんですよ〜。また食べたいなぁ。

さて、店内には沢山の観光客がいました。飲食スペースもあるけど、コロナを気にしてかテイクアウトする人が多かったです。わたしは、注文している間ににわか雨がザーザー降り始めたので店内で食べました。

窓際のカウンター席には若い女の子二人組。二十歳くらいかな?キャピキャピと楽しそうに地獄蒸しプリンを食べてます。二人ともワンピース姿。ひとりはロングヘアをくるくるっと軽く巻き髪にしててて、いかにも女の子って感じ。

「若いっていいねぇ…」

ほんとに自分でもびっくりするぐらい。心の底から二人の若さが羨ましいと思いました。あの肌に触ったらマシュマロみたいな感触なのかなぁ…(ほぼ変態の発想)

温泉になんか入らなくてもピチピチツルツルでハリのあるのお肌。笑顔の口元に出るのはエクボ。決してほうれい線なんか出やしません。そこにいるだけで、周りにキラキラした粉が舞い散ってそうです。

それに比べて49歳のわたし。

身体の部位でお肉がたるんでないところなんてありゃしません。もはやウェスト周りは立とうが座ろうが二段腹。顔は頬も顎も目元もたるんでます。彼女らとは倍のGがかかっているんじゃないかと疑いたくなります。

 

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それに、なんてったってわたしの今回の別府旅行の目的は1万円もする「つげ櫛」を買うことでしたから。

なんで急に高いつげ櫛話?自慢したいの?

いえいえ、違いますよ。

髪の毛のパサつき防止のために、ヘアブラシですらこだわるようになってるって事を言いたかったんです。つげ櫛にはツバキ油が染み込んでるから髪がパサつかないっていう評判を聞きましてね。ワラをもすがるとはこのことです。

彼女らだったら100均のヘアブラシだって、ホテルの使い捨てヘアブラシだってへっちゃらでしょう。ヘアブラシに救いを求めるっていう発想ないです。髪がパサつけばトリートメント高いの使うだけです。あぁ、一体なんでこんなことになったんだ!オーマイガッ!!

でもね、この休暇明けにそれ思い直す出来事がありました。

職場の関係先の20代後半女性との会話。

実はわたし、旅行中に会社用の携帯を忘れてしまい仕事の電話に出られず、上司から大目玉を食らいました。

会議室で「休暇中は糸が切れたタコのように遊び回ってたからなぁ〜。会社の携帯とか全然気にしてなかったわぁ〜(ため息)」と、反省しつつブツブツ愚痴っていたら、彼女は「カッコイイ」とキラキラした目で小さく一言。笑

 

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彼女はひとり行動が苦手。だから、ひとりで動き回るわたしをカッコ良いそうです。そっか。へへへ。

ビバ・多様性。

ひと昔なら、バツイチ女が一人で遊びまわるなんて、寂しさ・孤独の象徴のように蔑まれてますよ。今は「ひとりで居る」という選択が認められているから、お世辞でも「カッコイイ」なんて言ってもらえるんですよねぇ。

人間の魅力はピチピチお肌とツヤツヤ髪だけじゃない。声、眼差し、仕草、言葉遣い、気遣い、話し方、性格…いろんな魅力があるんだから、今の自分にあるものを磨く努力をしなきゃなって。そんな風に思い直すことができました。

 

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