Pairs(ペアーズ)とOmiaiというマッチングアプリで2ヶ月ほど婚活していました。
メッセージのやり取りをして、実際に会った人は5人。
ネットでは「マッチングしない」「メッセージが続かない」など色々なネガティブ情報あるけど、48歳女性でも2ヶ月で5人会えたので、誰でもそこそこいけるんじゃないかなと思います。
成果はなかったんで、なんとも言えないですけどね。^^;;
今からお話するのは、俳優の モロ師岡 さん似の方とお会いした時の話です。(これをきっかけに、マッチングアプリを退会して、婚活を休むことにしました)
モロさんとのメッセージのやり取りは、ものすごく丁寧な印象。LINEでも短文のやり取りはなく、メールのやり取りみたいな感じでした。
わたしが旅行に行ったときは「楽しい旅行になることをお祈りしてます」とか、「飛行機は揺れませんでしたか?」とか、気遣いの言葉もあります。
丁寧すぎるのが難点だけど、お会いした5人の中では一番期待度度が高かった方でした。(この「でした」がミソ)
さて、モロさんとお会いしたのはメッセージ交換を始めてから2週間程度経ってから。実物は、プロフィール写真と変わらず、フツーのおじさん。
こうやって同年代の人と会うと自分自身が年を取っていることを思い知らされるから不思議。自分の周りに若い人が多いから、自分への自覚が足りなくなっちゃうんですよね。苦笑
メッセージでの「丁寧」ぶりと変わらず、お会いした感じも丁寧で真面目な方でした。
話を始めて、まず聞かれたのは仕事のこと。
なんと、モロさんは職種と勤務地(ざっくりしか伝えていなかった)から私の会社をネットで調べていました。
わたしの会社を言い当てた時の「やっぱりね顔」は忘れられません。会社を調べたことを、悪びれることなく「それぐらいやって当たり前でしょ」的な感じでお話されるんです。
わたし何かの面接を受けに来たんだっけ・・・?
もう仕事や会社のことを言われるのは嫌だったので、話題を変えようと婚活を始めたきっかけを伺いました。
そこで二度目のビックリが発覚します。
モロさんは離婚してたった2ヶ月しか経っていないんです。
わたし自身も離婚経験者なのですが、たった2ヶ月で気持ちの整理ができるなんて考えられないですよ。わたしなんて、離婚後に彼氏が欲しいなって思うようになったのは5年経ってからです。いくら早くても1年程度は気持ちの整理にかかるんじゃないでしょうか?
ひょっとしたら別居期間が長いから、離婚後すぐに気持ちの切り替えができたのかもしれない。
「離婚されるまで長くかかったんですか?」
「いえ、結婚生活は16年ぐらいで、ギクシャクしたのは半年ぐらい前です。だからね、まだ離婚したばかりで当分は再婚する気はないんです。よっしーさんは、すぐ結婚したいっていう方でもなさそうだったんでね(「いいね」しました)」
いや、確かにわたしはプロフィールの結婚願望欄に「いい人がいれば結婚したい」を選んだけど・・・。それって、単なる癒し相手希望ってことですよね?
勤め先を調べ上げたことに続き、わたしに対して単なる癒し相手宣言されるお姿は、もはや異星人に見えました。
いい風に言えば「正直な方」ですが、単なる癒し相手がほしいと言われて、「はい。いいですね」なんて答える48歳女性はどこにもいないんじゃないでしょうか?
この話は切り上げよう、そう思って違う話題を試みようとすると、さらに「趣味が合わない」という大きな壁が立ちはだかりました。
私「映画見ますか?」
モロさん「よっぽど何もすることがないときに見ますけど、途中で寝ちゃうから内容はほとんど覚えてないです」
私「読書しますか?」
モロさん「読まないですねぇ」
モロさん「スポーツ見ますか?」
私「全く興味ないんです」
モロさん「・・・」
私「・・・」
モロさんとは1時間半ほどでお別れし、その後お互いに連絡ことはありませんでした。
何を隠そう、わたしは会話に困った時のために事前質問を20個ぐらいまとめていました。それをもってしても、話題に困るんです。「相性が合わない」という点でレベル激高です。笑
このままマッチングアプリを続けたとして、後何人と会えば「この人!」と思える人と出会えるのか・・・そう考えると頭が痛くなります。
そんなわけで、わたしはこの出来事を最後にすべてのマッチングアプリを退会し、しばらく婚活は休むことにしました。