めちゃくちゃお気に入りの本革カバーでございます。
経年劣化した革製品って、興味がない人からすれば薄汚れて汚らしいんでしょうけど、革好きからすると楊貴妃・卑弥呼・クレオパトラと並ぶぐらい美しいんですよね。
さて、この愛着の塊のような本革カバーの内側に、ペタペタしたシール跡が付いてしました。これを綺麗にする方法はないかと、ネットで調べた方法を試して見事失敗したので共有しておきます。
この記事を読んでくれている方は、遠慮無くわたしのしかばねを乗り越えて、反面教師にしてくださいませ。(しくしく)
まず最初に試したのは食用酢。ティッシュペーパーに食用酢を付けて拭いてみたところ、ペタペタは落ちるどころか、ネバネバ塊へ変化し、さらに黒ずみができてしまいました!
なんてこったい!綺麗になると思ってやったのに、まさに晴天の霹靂。使った酢が玄米酢だったからいけなかったのか、ティッシュを使ったのが悪かったのか、長く酢に漬けてから拭き取るべきだったのか…。とにかく失敗です。
このまま後に引けず、次に試したのはハンドクリーム。ハンドクリームを塗ったり、落としたりを10回以上繰り返して、ペタペタはなくなったものの、黒ずみの存在感はより強くなってしまいました…。
更に、大昔に買った革製品用の消しゴムがあったのを思い出したので(思い出すのが遅すぎる)でゴシゴシしたけど、ほぼ状態は変わらず黒ずみは黒ずみのまま。富士山のようにそこにあります。
ネットでシール跡を綺麗にする方法を調べた時は、酢を使って汚れを取るのはポピュラーな方法だったのに。汚れが取れない(現状維持)は想像してたけど、まさか悪化するとは・・・。革とシール跡の残り方によって相性があるんでしょうね〜。いい勉強になりました。