ある日、スマニューで「ホットクックを買うべき」という記事に目が止まりました。
ホットクックは、ざっくり言うと自動調理できる無加水鍋。「材料入れるだけで料理が出来上がっちゃう系」の家電。
実は4~5年前、似たような家電「電気圧力鍋」を買ったことがあります。
当たり前なんですけど、電気圧力鍋は「鍋」だから煮物しかできないんですよね。一番作った料理と言えば手羽元の煮物かな?今では半年に1度使うか使わないかの有様です。
ホットクックの魅力
電気圧力鍋を使いこなせなかったわたしは、

ホットクックぅ~?どうせすぐ使わなくなるのに。どうせアフィリエイト目当てのブロガーさんがおすすめ記事書いてるだけでしょ。
と、斜に構えつつもネットのレビュー記事を読み漁っていました。
そんな気持ちに変化が訪れたのは、ホットクックは混ぜる機能が付いていると知ってから。

調理中に混ぜてくれる!?
それなら、出来上がりの味ムラができないじゃないのぉ♪
そうなんです。これは、電気圧力鍋を使った人なら共感してくれるはず。
電気圧力鍋は「煮る」ことしかできない以上に、味ムラができやすいのが最大の弱点。なんせ調理中の材料は、煮汁の中で定位置で浸かってるんですから、ムラができて当然です。
ホットクックの混ぜてくれる機能は「クララが立った!」くらいの衝撃でした。
それを知って改めてホットクックで作るレシピをチェックしてみると、煮物だけじゃなく「ゴーヤと豚のキムチ炒め」やら「じゃがいもの甘辛炒め」やら「〜〜炒め」と付く料理まであるんです。
そんなわけで、前置きが長くなりましたが、1週間悩んでホットクックを買ってみました。
いろいろ作ってみた!
1回目に作ったのは塩焼きそば。市販のカット野菜と焼きそば・ソースを入れたら20分で出来上がり。フライパンで作るより麺はベタっとしてましたが、野菜(特にもやし)の火の通り具合が絶妙。野菜に関しては、自分でフライパンで炒めた時より美味しかったです。(ホットクック「焼きそば」レシピを見る)
2回目に作ったのはキャベツカレー。調理時間が45分もかかりました。食べた瞬間の感想は、野菜が柔らか過ぎるくらい柔らかい。
残念だったのは味。玉ねぎ1.5個分の甘さによって、お子様向けカレーみたい…。次はカレールーを「辛口」にせねば。(ホットクック「キャベツカレー」のレシピを見る)
4回目に作ったのはソース焼きそば。やっぱり野菜の焼き加減が絶妙!なんでこんなに美味しいんだろう?均等にほどよく火が通っているからか、無加水鍋だからなのか…。(ホットクック「焼きそば」レシピを見る)
5回目に作ったのは栗の炊き込みご飯。現在、我が家はMAX1.5合炊きのミニ炊飯器を使っています。市販の炊き込みご飯の素はだいたい2〜3合炊きなので、ミニ炊飯器では作れないのが悩みの種だったんです。とても美味しくて、炊飯器並みの炊きあがりでした!(ホットクック「ご飯」のレシピを見る)
6回目に作ったのは白菜のクリーム煮。コンソメがなかったので中華スープの素を入れたら微妙に失敗してしまいました。中華スープと牛乳は合わないという、いい勉強になりました。笑
冬になるとよくシチューとかクラムチャウダー作るんですけど、鍋で作ると量が多くなって3〜4食分になっちゃうんですが、ホットクックは丁度1食分が出来上がるので良いです。(ホットクック「白菜のクリーム煮」のレシピを見る)
買って良かった!
ホットクックやばいです!笑
煮物や焼き物が簡単にできる(特に野菜炒めは秀逸)のはもちろんですが、家事の時短ができてとても助かっております。
わたしが仕事から帰ってくるのは、だいたい20~21時頃。それから料理を作るのは、正直言って苦痛以外の何物でもない。以前はお惣菜ばかり食べていたけど、だいたい食べ尽くして飽きてしまいました。
ホットクックがあれば、材料を切ってセットするだけで終わり。いつもなら調理にかかる20~30分で別のことができてしまいます。片付けるもよし、お風呂の準備をするもよし、一息つくもよし。
出来上がりを待っている間は、まるで嫁が料理を作っているのを待っている時間のようです。安い買い物ではなかったけど、買って良かったです。